ブログ広告収入の仕組みと事例!ブログは稼げるの?

インターネットの普及によって、個人でも手軽にブログを使って広告収入を得ることができるようになりました。
自分の好きなサイトを作って、好きな記事を書いて、広告収入が得られたら良いですよね。

では、「ブログで広告収入を得る仕組みはどうなっているの?」「実際にブログでどれくらい稼げるものなの?」と思われる方も多いと思います。
この記事では、ブログの広告収入の仕組みと、実際に広告収入を得ているブログ・サイトの事例、おすすめのブログテーマの決め方をご紹介します。

ブログで広告収入を得られる仕組み

ブログで広告収入を得られる仕組みは、以下の2つの手順を行います。

1.ブログを開設する

まずは自身のブログを開設します。ブログは無料のものから有料のものまで幅広い種類があります。
この時、広告収入を得るために広告の設置が可能なブログを選ぶ必要があります。

2.広告を設置する(広告媒体へ申し込む)

ブログの開設ができたら、ブログへ広告の設置を行います。
ブログに設置できる広告の種類は、大きく下の2つがあります。

■成果報酬型広告(アフィリエイト広告)

ブログに設置した広告を経由し、成果が発生した時点で収入報酬が支払われるタイプの広告です。
ブログで広告収入を得るには最も適した手法です。
アフィリエイト広告と呼ばれるのは、こちらの成果報酬型をさすケースが多いです。国内では、
A8.net』が業界最大手(上場企業)で、200万サイト以上に利用されているサービスです。

また、A8.netはサイトを持っていなくても登録が可能なので、ブログで広告収入を考えている方は事前に登録しておきましょう。



また、他のアフィリエイトサービスには「アフィリエイトASP 16サービスの比較・一覧」の記事で紹介されています。

■クリック報酬型広告

ブログに設置された広告がクリックされた時点で収入報酬が発生するタイプの広告です。
先述したアフィリエイト広告よりは正直あまり稼げませんが、PVさえ稼げれば報酬が安定するというメリットはあります。
報酬額は10〜200円程度が相場で、業界により異なります。最も有名なクリック報酬型広告はGoogleの提供する『GoogleAdSense』です。
GoogleAdSenseは世界中の数多くのスポンサーが出稿しているクリック報酬型広告のプラットフォームで、自分のブログやサイトの内容にマッチした広告を自動的に掲載してくれます。
登録にはブログが必要で審査もあるため、ブログを作ってある程度更新を始めてから登録しましょう。

アフィリエイト広告とクリック広告は、併用することがベストです。

ブログ運営で広告収入を得ているサイト事例

ブログの運営で実際にどのくらい広告収入が得られるのでしょうか。ここでは有名なブロガーや芸能人がいくらくらい稼いでいるかをご紹介します。

芸能人のブログ

辻希美オフィシャルブログ「のんピース」

辻希美オフィシャルブログ「のんピース」

http://ameblo.jp/tsuji-nozomi/

辻希美さんのブログ。「アメーバブログ」でブログを書いている有名人ママのなかから、読者にもっとも支持されているママを 表彰する「ママブロAWARD2013」の第1回受賞者に選ばれた辻希美さん。取材によると、月間PVは1億7千万PVだそうです。気になる広告収入は510万円とのこと。

プロブロガーのブログ

イケハヤ書店

イケハヤ書店

http://www.ikedahayato.com/

プロブロガーのイケダハヤトさんが運営するブログサイト。
書評やNPO、インターネットなどの記事を中心としたブログで、2014年1月時点で月間120万PV、ブログ収入は45万円と公表されていましたが、最近A8.netバリューコマースを使い始めたところ、アフィリエイト広告のみで月間50万円の収入が得られるようになったと公表しています。

企業のブログ

株式会社LIG[リグ]

株式会社LIG[リグ]

http://liginc.co.jp/

台東区のWeb制作会社のLIGさんのコーポーレートサイト。
自社のコーポレートサイトのブログをオウンドメディア(役立つ情報を中心に配信するメディア)化し、社員を登場させるユニークな記事がバズり、2014年1月時点で月間200万PVを誇るサイトになっています。
広告収入に関しては大半が純広告のため非開示ですが、月間300万以上は確実に広告収入がありそうです。

広告収入を得るためのブログテーマの決め方

ブログで広告収入を得るためには、テーマの決め方がとても大切です。
闇雲にブログを更新しても、これだけコンテンツが散漫しているインターネット上で満足な広告収入を得ることは難しいです。ここではおすすめの4つのテーマをご紹介します!

自分の得意な分野のブログ

著者が最もおすすめする方法はこれです。
インターネット上でブログを書くということは、世界中のブロガー、サイトと競争するということでもあります。つまり、あなたが他サイトよりも詳しい記事、他にはない価値を提供できなければ読んでもらえないので、結果として広告収入も得る事ができません。
他者よりも価値のあるコンテンツを提供するには、あなたの得意な分野のブログを書く事がもっとも近道です。

自分が興味・関心のあるテーマのブログ

得意な分野に続いてオススメなのが、あなたが興味・関心のあるテーマのブログです。あるテーマのブログを書くには、そのテーマのインプットが必ず必要ですが、自分が興味関心のあるテーマであればインプットもスムーズに行う事ができますし、ブログを書くだけに留まらず、自分自身の成長にもなります。
例えばWebデザイナーが新しくPHPの勉強を兼ねて、学んだことをブログに書く、というのが良い例ですね。あなたが今、興味関心のあるテーマは何でしょうか?

広告としてニーズのある分野のブログ

続いて意識してほしいのが、広告としてのニーズがある分野かどうかです。
Google AdSenseなどのディスプレイ広告ではさほど気にする必要はありませんが、特にアフィリエイト広告をやる場合に注意が必要です。
インターネット上でCV(コンバージョン=成果となる行動)が生まれるのは、100アクセス中0.5〜1件程度が平均値になります。ですので、例えば成果報酬単価が100円のアフィリエイト広告を掲載しても、100アクセスで50円〜100円しか収入が得られない事になってしまいます。ニーズが広ければ(多ければ)それでも問題はありませんが、ニーズが広いか?(検索数が多いか)ニーズが深いか?(単価が高いか)についてはよく考える必要があります。

何でも書く総合ジャンルのブログ

最後にお勧めなのが、特定分野に限定をしない総合ジャンルでのブログです。
これは次の2つのうちどちらかに該当する場合におすすめです。

1.テーマがなかなか決められない

2.個人ブロガーとして自分自身のブランディングを行っていきたい

1の場合は、総合ジャンルのブログにしておくことで、いつでも方向展開が可能です。ある程度ジャンルを決めてしまうと、どうしてもそのジャンルがサイトコンセプトになってしまいますし、SEO上でもそのジャンルとしてサイトが評価されてしまうため、ピボットが困難です。
2の場合は、サイトをブランディングさせていくのではなく、あなた自身を強くブランディングさせていきたいと思っている方にお勧めです。あなた自身が興味ある全てのジャンルがブログになるため、総合ジャンルが適しているといえます。

上記どちらかに当てはまらない場合は、ある程度の専門テーマを設けたブログにするべきでしょう。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
ブログで広告収入を得る仕組みと事例をご紹介しました。
実際に広告収入をブログで得るには、サイト運営の知識も幅広く必要で、簡単ではありません。ですが、世界とつながる自分のサイトというプラットフォームは早く持つべきだと強く思います。
ブログの始め方は別の記事でおいおいご紹介したいと思いますので、楽しみにしてください!

A8.net

バリューコマース

2 COMMENTS

CI

もし収入が発生した場合、銀行や口座のことが書かれていなかったのですが、その報酬は
どこでもらうるのでしょうか?

Katoken

CI 様
収入は銀行口座での受け取りになります。
自分の銀行口座をASPやGoogleに登録をすることになります。月に1度、1ヶ月間の収入が振り込まれるようになっています。

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